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うつわの代名詞「せともの」とは
1000年以上の歴史を持つ「せともの」
お皿や茶碗などを総称する「せともの」の語源は、日本六古窯のひとつ、愛知県瀬戸市に由来しています。 瀬戸市周辺では、桃山時代に志野(しの)や織部(おりべ)、黄瀬戸(きぜと)などが生み出され、「瀬戸物」は茶人たちに珍重されました。 1820年頃に磁器の製作が始まると、瀬戸は日本有数の生産地に発展していきます。 その発展にともない、(瀬戸物 = 陶磁器)となっていきました。 また、瀬戸物という言葉を用いているのは、近畿地方以東の東日本が多く 近畿地方以西の西日本では、「唐津物(からつもの)」と呼ばれていたりもします。 唐津物は、九州北部で作られ、唐津港から出荷された陶磁器の総称を指します。
「せともの」と「陶磁器」は違うの?

結論からいいますと、「せともの」と「陶磁器」は同じものを指します。
「陶磁器」とは、土を練り固め焼いて作った「陶器」と、陶石という岩石が原料の焼き物の「磁器」を合わせた総称です。
「せともの」は、元来愛知県瀬戸市周辺で生産される陶器「瀬戸焼」を指していましたが、東日本で広く流通した後、「陶磁器」の別称として一般名詞化したといわれています。その為、現代では「せともの=陶磁器全般」を指す言葉として使われています。

日常生活に欠かせない「せともの」

あなたがよく使う「せともの」はなんですかと尋ねられたら、茶碗やお皿などの食器類を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。和食器をはじめとする「せともの」は、古くから作られ人々に親しまれ、今もなお私たちの身近な存在です。その中でも、軽くて丈夫なだけでなく電子レンジや食洗機で使えるものも多い「磁器」は、毎日使われている方も非常に多く、生活に密着している「せともの」の代表といえるでしょう。
また、食器類以外にも、身近なところでは衛生陶器(洗面台・浴槽・トイレの便器)や花器・植木鉢、屋根瓦やモザイクタイルなども「せともの」が使われています。「せともの」は、私たちの生活に欠かせない存在なのです。