お皿や茶碗などを総称する「せともの」の語源は、日本六古窯のひとつ、愛知県瀬戸市に由来しています。
瀬戸市周辺では、桃山時代に志野(しの)や織部(おりべ)、黄瀬戸(きぜと)などが生み出され、「瀬戸物」は茶人たちに珍重されました。
1820年頃に磁器の製作が始まると、瀬戸は日本有数の生産地に発展していきます。
その発展にともない、(瀬戸物 = 陶磁器)となっていきました。
また、瀬戸物という言葉を用いているのは、近畿地方以東の東日本が多く
近畿地方以西の西日本では、「唐津物(からつもの)」と呼ばれていたりもします。
唐津物は、九州北部で作られ、唐津港から出荷された陶磁器の総称を指します。